携帯料金引き下げの首相指示効果はあるのか?

携帯料金引き下げの首相指示効果はあるのか?

2015年9月11日のニュースにて
安部首相が携帯料金引き下げの指示を
出したということが話題になりました。

 

 

3社体制で固定化していて、競争原理がはたらいて
いないということと、料金が高止まりして、家計を
圧迫しているということになります。

 

 

昔は海外と比較して日本が高いと言われていましたが
海外も高くなったのか、日本が円安になったからなのか
最近では海外比較の論というのは無くなってきましたね。

 

 

でも、携帯電話の料金が高いか安いかというと
やはり日本国民全員が基本として使う料金と
考えると高いんじゃないかなと思えるところです。

 

 

普通にスマホを使っていれば1人当たり月8000〜10000円
くらいは当たり前の金額になってきてますよね。
それが一家全員だと、家族で月3〜4万円ということに
なります。

 

 

1人でも年間10万円以上も払うというもので
これが無いと事実上、日本で社会生活をしていくのに
厳しいというような状態はそんなに良い状態であるとも
思えません。

 

 

もう嗜好品というよりは生活必需品となってきていますし
スマホではなくてガラケーでも良いという人もいますが、
携帯電話自体としては、これからの時代、保有していない
ような人が日本で競争力を持った人材になっていくと
いうのはちょっと無理がある話になるのかなと思います。

 

 

民間企業数社で独占するにはやや問題が
あるような産業になってきますよね。

 

 

3社が各社それぞれ独自性を出したりしているなら
まだわかりますが、それぞれかなり似たような
料金体系であり、3社が協調している限りは
そんなに料金も下がらないですし、良いものも
生まれてこないようにも思えてしまいます。

 

 

今回の指示によって、多少料金が下がったり
見直しをすることによって、違うコンテンツや価値が
生まれる等のことが起こってほしいです。

 

 

推奨だけではなく、具体的な動きを
見せてくれることを期待しています。